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 トップカタルーニャ州独立運動にともなう新着情報(デモ情報) 更新日 2017/10/30

カタルーニャ州独立運動にともなう新着情報です。

10月27日(金)
カタルーニャ自治州議会は、一方的な独立を公式に宣言しました。
州議会が同日投票をおこない、全135議席のうち、賛成70、反対10、白紙2、
の賛成多数で独立を可決しましたが、50数名の議員たちは投票時に、
スペインとカタルーニャ両方の旗を席に置き、退席したとのことです。
独立宣言を受け、バルセロナ市内では、独立賛成派の市民らが、州庁舎周辺に
多数集結、歓喜の声を上げました。

同日、スペイン中央政府は、憲法155条の適用を上院議会で可決し、
カタルーニャ州の自治権停止を承認しました。
これを受け、ただちにプッチダモン自治州首相、副首相ら閣僚を解任し、
議会を解散させると宣言しました。
12月に州議会選挙を実施すると発表。
中央政府のラホイ首相は、同夜、自治権停止措置は法の支配を取り戻すために
重要だった、と声明を発表しています。

10月28日(土)
スペイン中央政府はカタルーニャ自治州の首相、副首相の解任を公示しました。
自治州警察長官も解任しています。

10月29日(日)
カタルーニャ独立反対を訴える大規模なデモ・集会が、市中心部でおこなわれました。

10月30日(月)以降
カタルーニャ州内で、自治権停止に反対する大規模なストライキが予定されている
ことがわかりました。
ただ、当初、本日30日(月)からという予定でしたが、本日は回避されました。
明日10月31日(火)から11月9日(木)までの予定で、バルセロナを含む州内各地で
大規模なストライキがおこなわれるとのことです。

明日以降のカタルーニャ州での大規模ストライキにつきましては、現地より
連絡が入り次第、またお知らせいたします。

以下は、在スペイン日本国大使館・バルセロナ領事部から、先週金曜夜に出された
通達メールです。原文のまま掲載します。

?報道によれば,10月30日(月)から11月9日(木)までの間,
カタルーニャ州内において大規模なストライキが予定されており,
州内の各公共交通機関(地下鉄,バス,近郊線等)では相当数の減便の
可能性があるとのことです。
公共交通機関を利用される際は,十分注意して下さい。

?なお,影響を受けると思われる公共交通機関は以下のとおりです。
Renfe近郊線(33%の運行),地下鉄・市内バス・トラム・FGC
(いずれも午前6時30分?午前9時30分までの間及び
午後5時から午後8時までの間は50%,他の時間帯は25%の運行)。


観光時のモニュメントのオープンクローズがどのようになるのかは、
本日、現地で確認後、東京に報告がある予定です。わかり次第、ご連絡させていただきます。

これまでのところ、集会やデモにより、安全に観光ができなかったという報告は入っておりません。
今後も、グラシア通り、カタルーニャ広場、旧市街のカテドラル近辺(市庁舎があるサン・ジャウマ広場)等で、
集会やデモがおこなわれている場合は不用意に近づかないよう、ご注意ください。


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