霧?靄?

今朝、カーテンを開けてビックリ!一面の靄で真っ白、何も見えない。

幻想的な光景に、頭の中に二つの情景が浮かんで来た。

最初は、サンフランシスコ。写真などでも真っ白な霧の中に頭をちょっと覗かせたゴールデン・ゲイト・ブリッジをご覧になった方は多いでしょう。私は最初、デイリー・シティーと言う、霧の名所(?)に住んでいたんです。歌とダンスのレッスンからデイリー・シティーの駅に辿り着くと、6時くらいからモクモクと霧が湧き出てきます。バスに乗り込むと周りは真っ白で何も見えず、本当に毎日怖い思いをしました。ドライバーは慣れているとは言え、事故がなかったのが奇跡に近いと思えるほどでしたよ。

次に移り住んだニューヨークでは、40丁目の2番街、国連に近いコンドミニアムに住んでいましたが、ベランダから右にクライスラービル、左にエンパイアビルが見えると言う、本当に贅沢な光景を毎日目にしていたものです。

時々、霧でエンパイアもクライスラーも姿を消すんですよね。まるでマジックみたいで面白かったですよ。

9時には、靄も消えてしまい何だかガッカリ!つかの間の異次元に感謝ですね。このアパートの横には川が流れていて、12階から見る景色は、ニューヨーク最後の住まいとなったルーズベルト島の17階の部屋を思い出させてくれます。

四季のある日本へ帰国して、今度はどんな新しい発見があるのかとても楽しみなこの頃なのです。

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