ニューヨークのホテル

今日は、面白いニューヨークのホテル料金に関してお話しましょう。

まず最初に、驚かれるかもしれませんが、ニューヨークのホテルには

固定料金と言うものが無いのです。

一般的に、ホテルが安いのは1月2日?3月一杯、7月?9月のレイバーデーまでと言う事になってますが、その最中でも、ビッグ・イベントがあればたちまちその期間のホテル料金は高騰しますし、空き部屋も少なくなってきます。

その際たるものが、10月の国連総会、ファッションウィーク、11月のニューヨークマラソン、勿論、12月31日のカウントダウンですよね。

特に12月は、ホテルの料金が猫の目のように変るのです。

11月末から12月の16日までは、ビッグ・クリスマスツリーの点灯式、ショッピング・ウィークで、お部屋は通常の3倍くらいの価格で空き状況も厳しいのです。処が、処が12月17日から29日までは、通常料金に変るのですよ。「エッ、クリスマス・イヴ、クリスマスって高いんじゃないの?」とのたまう貴方は、日本のクリスマス商戦にどっぷり使っているのです。

クリスマスって、家族が静かにキリストの生誕を祝う日です。イヴは、子供達がサンタさんを待ちかねる日ですよね。日本の様にクリスマスケーキを売る事もありませんし、皆25日には教会へ出かけるのです。だから、25日に開いているレストランも少ないのですよ。

30日からは、ホテルの料金は4倍から5倍に跳ね上がりますし、半年、1年前から予約をしていないと、お部屋をGETするのは難しいでしょうね。この高値は1月1日までで、後は通常よりも安い料金に変るのです。

次回は、ニューヨークのクリスマスに付いて、お話しましょうね。

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