SOHO

昨日は、LAの友人が訪ねて来てくれ、この夏にニューヨークへ遊びに行った際の話をしてくれた、帰国してわずか半年と言うのに、何だか遠い昔のような気がしてくる。と言うのも、アメリカの不況は本当に酷いらしく、以前、一緒に行ったレストランもクローズしたところが多く、又、メニューも一新して安くなったそうだ。

そんな中で、ヤッパリ賑わってるのはSOHOだと言う。

私がサンフランシスコからニューヨークへ移り住んだ1983年は、SOHOと言えば芸術家の町だった。昔、馬車が通っていた頃の名残の石畳、数多い倉庫はロフトと称され、アーティスト達が移り住み、広々としたアトリエで共同生活をするのがトレンディとされていた。

タウンハウスと言われるアパートの1階は、ギャラリーが軒を連ね、本当に芸術一色に染まっていたあの頃。

そんなSOHOに、一軒のブティックがオープンしたのです。そう、アナ・スイがオープンしたお店は、日本からのおおくの観光客で地元の注目を集めました。その内に段々とブランドのお店がSOHOに移転してくると、ギャラリーはいつの間にかチェルシー地区へと全面移転をしてしまいました。

SOHOは、様変わりをしています。昔ながらのタウンハウスの1階部分が、シャネルやヴィトンを始め、マディソン街、5番街がそっくり移って来たと言う感じですね。円高に泣いてるのは、私だけですから、皆様は大いに恩恵に浴して下さい。

燃油サーチャージが再開したとしても、円高の強み、旨味を味わう事は出来る筈ですよ。国内旅行をしたい私は、国内の旅行の値段の高さに驚いているんですから・・・

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