2010年4月 のアーカイブ

イースター

2010年4月5日 月曜日

4月4日は、イースターでした。ご存知、復活祭の事です。クリスチャンではない私には、縁の無い行事ですが、ニューヨークに居た時はそれなりに、楽しみにしていました。

正式なEasterの行事は約一ヶ月前の「Ash Wednesday」(教会に行って 礼拝をした後に額に灰で十字架を書いてもらう儀式)から始まります。この日の午後は、額にマークをつけた人達が街に溢れていますよ。
Easter直前の「Good Friday」は、女性は素敵な帽子で身を飾るのです。私も、この時ばかりは毎年大好きな帽子を堂々と被れるのが嬉しくて、新しい帽子を購入したものでした。 そして、Easter Sundayを迎えるのです。

その昔、ヨーロッパ各地で行われていた「春の祭典」(長い冬が終わり春を祝う行事)と時期や行事内容がキリストの復活祭と重なる事から Easterと呼ぶみたいですよ。

Easterの象徴とされるカラフルな卵(イースター・エッグ)は「再生、復活」を意味しています。 もう一つの象徴としてEasterBunny(兎)は「命の繁栄」を意味しています。

子供達は、教会でのミサが終わった後、教会の庭や自宅、パーティー会場の庭でイースターエッグを探すのが楽しみなんですよ。

昨日は、今年初めからすっかり体調を崩していたのですが、少し元気になったのと、やっと暖かくなり、博多からJRで、約1時間のところにある「善導寺」と言う800年前に出来たお寺の樹齢800年の大楠見物と、その側で、友人達の陶芸と草木染の展示会を見に行きました。

その会場で、思いがけなく教会に所属している子供達が描いたと言う、とても可愛らしいイースター・エッグを頂き、そうか、ニューヨークにも春が訪れたんだなと、嬉しくなりました。これから、春のニューヨークの見所など皆様にご案内したいなと思っていたところ、今朝起きると、咳と鼻水で風邪を引いたみたいです。今から病院へ行きますが、その前にイーースターの事をお知らせしたかったのです。

この所、更新もままならずで、皆様には新しい情報をご提供する事ができず、本当に申し訳なく思っています。少し、体調が回復するまで、この様な調子が続くと思いますが、お許し下さい。

これからニューヨークでは、桜の季節。そして色んな花々が一斉に咲きそろいます。6月までは、気持ちの良い気候で是非お出かけになる事をお勧めします。私も、帰りたいです。